最近は、投資系のYouTubeで「S&P500のインデックスファンド最強!」みたいな動画が多い。
動画では過去のS&P500のチャートを見せながら「短期的には暴落することもあるが長期で持ち続ければ儲かる!」と言っている。
あくまでも過去はそうだったが、今後はどうなるかわからない。
わたしもS&P500に投資している。
S&P500に連動する米国のETF「i シェアーズ・コア S&P500 ETF (IVV)」を保有している。
参照iシェアーズ・コア S&P500 ETF(日本経済新聞)
買ったのは……リーマンショックで大暴落する1年前の2007年だった。
大暴落
当時はS&P500はそれほど上がらなかった。
購入後も鳴かず飛ばずで、まるで「失われた30年当時の日本株」のようにゆっくりと下落していった。
2008年にリーマンショックが発生すると、買値の半分近くまで暴落した。
暴落しても、放置していた。
分散投資していたので、S&P500のETFも「何種類かある金融資産のうちのひとつ」に過ぎなかったからだ。
結局、買値に戻るのに5年かかった。
そしてセミリタイアへ
リーマンショックとその後の東日本大震災の傷がまだ癒えていない2011年、40代前半で会社を早期退職した。
S&P500は買値に戻っていなかったが、セミリタイアを開始した。
日米の株価のほとんどが「元本割れ」している状態だった。
セミリタイア開始から13年後、日米の株価は過去最高値を更新した。
【号外】22日の東京株式市場で日経平均株価が史上最高値を更新、終値は前日比836円(2%)高い3万9098円。バブル期の1989年12月29日につけたこれまでの最高値(3万8915円)を上回り、初めて3万9000円台にのせました。https://t.co/oCMGT7nGfc pic.twitter.com/If25Sz7IKQ
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) February 22, 2024