お金がない人は「お金がない状態」で安心する人

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苫米地英人『フリー経済学入門 【知らないではすまされない! 世界を支配する「フリーミアム」の解説書】』を読んだ。

誰しも「お金持ち」になりたいと願う。

しかし、お金持ちになれる人となれない人がいる。

なぜお金持ちになりたいと願ってもなれないのか?

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お金がないほうが安心する人がいる!

本書を読む前、「人はすべてお金を持つことで安心感を得る」とわたしは思っていた。

しかし「お金がない人」は「お金がないことで安心感を得る」という衝撃の事実を本書で知った。

お金がないことで安心する人は、想定外の高収入を得たり、高額の宝くじに当たると不安を感じる。

だから、無駄遣いをしたりして「お金を減らそう」という行動を無意識にとる。

お金を持っている状態はその人にとって、けっして居心地のいい状態ではないからです。むしろ、お金がない状態に身を置いたほうが、その人は心安らかになれます。だからこそ、彼はずっと、常にお金がない状態に甘んじてきたわけです。

苫米地英人『フリー経済学入門 【知らないではすまされない! 世界を支配する「フリーミアム」の解説書】』p.110

いくら稼いでも無駄

「お金がない」「貧乏だ」というのが口癖の人は、心の底では「お金を持たない状態」で安心している

怖いことに、本人は「お金がないほうが安心する体質」に気づいていない。

人にはそれぞれ「安心できる預金残高」があり、不足すると預金残高を適正値まで近づけようと行動するらしい。

例えば、安心できる預金残高が100万円なら、99万円に落ちると何が何でも1万円以上銀行に入金して100万円にしようとする。

宝くじに当たって3億円が銀行に振り込まれると、何が何でも無駄遣いして100万円までに減らそうとする。

お金を持っていると不安を感じる体質なら、いくら稼いでも無駄」、という怖いことが書いてある本だった。

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