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日本は低学歴天国

水月昭道『ホームレス博士 派遣村・ブラック企業化する大学院』 (光文社新書, 2010) を読んだ。大学院で博士号を取得しても正社員、正職員として就職できない。大学に残れても、非常勤講師や非正規職員のような低所得で地位が不安定な仕事で食いつ...
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がんの治療には大金がかかるという思い込み

岩瀬大輔『がん保険のカラクリ』(文春新書,2012)を読んだ。ライフネット生命社長が書いた「がん保険」の本だ。著者が保険会社の関係者だからといって、本書が「がん保険宣伝本」というわけではない。むしろ逆。なにしろ、「がん保険に入るより貯金した...
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ノーベル賞報道に見る「偉大な発明・発見を生む方法」

研究者の自由度が高いほうが偉大な発明・発見が生まれやすいのだろうか?それとも、縛りがあったほうがいいのか?2014年ノーベル物理学賞に日本人研究者3人が決定した。すばらしい。おめでとうございます。今年のノーベル物理学賞の受賞者に、青い光を放...
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ベテラン投資家の超的確なアドバイス

投資で一番大切な20の教え―賢い投資家になるための隠れた常識posted with ヨメレバハワード・マークス 日本経済新聞出版社 2012-10-23 AmazonKindle楽天ブックス7net 図書館 「負けない投資」「打たれ強いポー...
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佐藤治彦『普通の人が老後まで安心して暮らすためのお金の話』

Kindleで『年収300万~700万円 普通の人が老後まで安心して暮らすためのお金の話』を読んだ。老後資金を作るため、現役時代に無理して貯金・節約したくない。でも、株や不動産のような投資は怖いし、儲ける自信がない。「老後に何千万円必要かな...
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仕事とは「約束を守ること」

「好きなことを仕事にしたい」「仕事がつらい」「仕事がない」……そもそも、「仕事」とは何なのだろうか?『国語 算数 理科 しごと―子どもと話そう「働くことの意味と価値」』(岩谷誠治(著), 日本経済新聞出版社, 2007) を読んで大いに納得...
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『ちょっとした日本人の知恵』がちょっとしてない

役に立って驚きの生活の知恵が満載。パキラハウス『ちょっとした日本人の知恵 』(講談社+α文庫)例えば「食べ物の知恵」のほんの一部を紹介すると、、、
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住宅ローン減税のように家賃補助もできるはず

持ち家信仰、特に新築信仰が強い日本では、住宅政策の予算が新築物件に偏って割り振られている。長嶋修『「空き家」が蝕む日本 』(ポプラ新書)は、住宅ローン減税等に振り向けている住宅予算の一部を財源として賃貸派への「家賃補助」を提案する。