決算書を読み込む個人投資家にとって、簿記の知識は必須だ。
簿記を勉強していて一番最初につまづくのは仕訳の「借方と貸方」だと思う。
仕訳する時、借方が左で貸方が右だが、もし思い出せない時は次のようにして確認する。
借方と貸方がおぼえにくい人は、平仮名の特徴を思い浮かべて下さい。借方と貸方は平仮名で書くとかりかた、かしかたで、違う字は”り”と”し”だけです。この”り”と”し”を見れば、”り”は左向き、”し”は右側を向いています。借方と貸方を迷った時にはこれによって判断して下さい。この方法は意外と役に立ちますよ。
桜井憲二『ベーシック 簿記入門』(日経文庫)p.58
かりかた → 「り」……左側
かしかた → 「し」……右側