人気の「毎月分配型投信」、実は自分で簡単に作れる。
用意するものは2つ。
- 銀行の普通預金口座
- 現金
これだけ。
例として、月額3万円/月を10年間分配する「国内債券型の毎月分配型投信」を作ることとする。
シンプルかつ低リスク
用意する現金は、3万円×12ヶ月/年×10年=360万円
360万円を銀行の普通預金口座に入金する。
月1回、銀行のATMから3万円を引き出す。
3万円で外食しなはれ、旅行しなはれ。
自作の「毎月分配型投信」のメリットは、
- 手数料がゼロ(ATM利用手数料はゼロとする)
- 分配金は非課税
- 価格の下落がない(上昇もない)
- わずかだが、確実に利息がつく
これらは、市販の毎月分配型投信にはない超ビッグなメリットだ。
システムはふつうの毎月分配型投信と同じ
「銀行にカネを預けて引き出しているだじゃん」とツッコまれるかもしれないが、市販の毎月分配型投信も仕組的にはほぼ同じなので、自作の毎月分配型投信で運用してもまったく問題ない。
<参考文献>
吉本佳生『金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレか』(光文社新書 2006) pp.398-424 “21世紀最初の大ヒット金融商品”