5000万円が完全リタイアの最低金額

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加谷珪一『お金持ちの教科書』(CCCメディアハウス,2014) を読みなおした。

純金融資産5000万円が”完全リタイア”できるかどうかを決める基準だ

という主張に大きくうなずいた。

純金融資産というのは「金融資産総額 – 負債総額」だ。金融資産が1億円あっても負債が9000万円あれば「純金融資産」=1億円-9000万円=1000万円となる。

そういえば、わたしも会社を辞めることを本気で考え始めたのが、純金融資産5000万円に届きそうな頃からだった。

といっても、実際は5000万円にはまだまだだったが、「いずれは5000万円を貯められるのではないか」という希望がでてきた。

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5000万円で価値観が変わる

本書で一番感動したのは「5000万円で思考回路が変わる」というところ。

お金持ちの入り口は1億円と書いたが、現実にはもう少し下の金額から人の思考回路は変化し始める。だいたいそれは5000万円くらいである。5000万円を境に、お金に対する価値観は大きく変わってくることが多い。

実際に純金融資産5000万円を超えるとどうなるかといえば、

お金がなくなる気がしなくなる

そりゃ、浪費しまくれば5000万円なんてあっという間になくなってしまう。

1日でゼロにすることも可能だろう。

でも、自力で時間をかけてコツコツと貯めて5000万円に達したら、「減らしたくない!」という気持ちが大きくなって、浪費しなくなるのだ

だから、お金は減らない。

完全リタイアするのに必要な金額

1000万円や2000万円という金額であれば、運用してもたかが知れており、貯金を取り崩して生活する以外に方法はない。だが4000万円から5000万円を超えるあたりになると、運用で生活できる希望が少しだけ見えてくる。

「運用で生活」というのはすなわち「完全リタイア」だ。

4000万円未満だと完全リタイアの希望が持てないが、4000万~5000万円で少し希望が見え、5000万円を超えるとハイウェイに乗れたような気がする。

本書では、純金融資産5000万円に達した人がお金の運用方法を税理士やファイナンシャルプランナー(FP)に相談したが、満足な回答が返ってこなかったらしい。

失礼な話ではあるが、税理士やファイナンシャルプランナーはお金の専門家とはいっても、内実はただの庶民である。自分自身で大金を持った経験はない。お金持ちの気持ちがわからないのである。

ということは、庶民とお金持ちを分けるのは「気持ち」ということか。

要するに、「5000万円あれば一生安泰かどうか」というのはどうでもよくて、お金というのは価値観を変えるための道具にすぎないということ。

5000万円を超えると、気持ち(マインド)が「庶民→お金持ち」と変化する。

純金融資産が5000万円を超えると、お金を減らさないために体が勝手に動く

つまり、お金を増やすために「頑張る」必要がなくなる。

ということを本書で再確認した。

参照:5000万円から変わるお金の価値 (お金持ちの教科書)

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