迷ったら生き残れそうな道に…元幹部自衛官が考える「幸せな人」の共通点(2022.9.28 PHPオンライン衆知)
という記事を読んだ。
「生存確率を高める行動をする」ことが幸福になる上でとても大切、という記事だ。
当セミリタイアブログのテーマだと、
「定年退職」「早期リタイア」……生存確率が高いのはどっち?
わたしは、後者の「早期リタイア」だった。
「お金最優先」なら定年退職が最強
「収入を最大化したい!」というのが人生の最優先事項なら「最低でも定年退職まで働く」のが最強の選択肢だ。
退職金は満額もらえるし、勤続期間が長い分、老後にもらえる厚生年金の額も上がる。
定年後も再就職するなりバイトするなりしたら、さらに稼げる。
ただし、職場環境・通勤・待遇・業務内容・人間関係について「耐える」ことが求められる。
残念ながら、わたしは40代前半までしか耐えられなかった。
定年まで耐え続けるという選択肢はなかった。
健康不安で早期リタイア
あと、このまま働き続けたら体が定年まで持たない、という確信もあった。
心身の健康を維持できる自信がなかった。
定年まで働き続けて、健康を失う代償としてお金をもらっても、老後はお金のほとんどが医療費や介護費で消えてしまうだろう。
ならば、40代である程度貯金はできたし、そこそこ健康な状態で早期リタイアした方がいい。
と決断して、2011年に退職した。
(Photo by PhotoFunia)
生存確率は上がったか
というわけで、定年まで働き続けるよりも、40代前半で早期リタイアした方が生存確率は高い、幸福度も高い……と判断して早期退職した。
もし、辞めてなかったら50代の今もまだサラリーマンだろう。
「定年まで辞めない」という選択をするより、早々に辞めて10年以上のんびりと生きている今の方が、生存確率も幸福度も高まっていると確信している。