貯金できる「環境」を作れば、目標も努力も必要ない

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簿記

まとまった貯金を作るとき、ふつう、目標額を決めてがんばって貯金しようと決意する。

しかし、がんばってうまく貯められる人と、がんばっても貯められない人ができてしまう。

努力しても必ずしも報われるとは限らない。

もし、目標金額を決めず、努力もせずに貯金できる方法があったら、楽しい。

そんな方法はあるのか。

ある。

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目標も努力もいらない

わたしも今まで知らなかった。

貯金を作るのに「目標」を立てる必要はなかった。

もちろん、がんばる必要もない。

貯金できる「環境」をつくるだけでいい。

ということが科学的に解明されていることがわかった。

先日見たテレビ番組「お金と感情と意思決定の白熱教室~楽しい行動経済学の世界~」(NHK Eテレ 23:00~23:54)で紹介されていた。

番組概要

私たちは日々様々な意思決定を行っていて、その選択については、十分「合理的」に判断している“つもり”でいる。しかし人間が合理的な存在だというのは本当だろうか? なぜ、ダイエットを誓ったはずなのにデザートを見ると決意が揺らぐのか!? 不要なものまでバーゲンで買いあさってしまうのはなぜか!? 様々な実験やケーススタディーを通じて人間の不合理性を解き明かし、社会の様々な問題を人間の不合理性を使って解決する手法を学んでいく。

第1回 人間は“不合理”な存在である! ~行動経済学入門~(番組HP)

目標を立てても「誘惑」に負ける

目標を立てると「さあ、目標達成のためにがんばるぞ」と気合が入る。

この「気合」が目標達成の原動力と思われていた。

でも、「気合」を入れることはあまり「目標達成」には関係ないことが行動経済学の研究によって解明されていた。

番組概要で、「なぜ、ダイエットを誓ったはずなのにデザートを見ると決意が揺らぐのか!? 」とあるように、人は誘惑に負けやすい。

今はクリスマスシーズン。

おいしそうなケーキを出されたら、目標体重なんて頭から消し飛んでしまう。

テンションが上がるおもちゃを見つけたら、目標貯金額なんか忘れてしまう。

誘惑の前では、努力は無力だ。

「努力」という不合理なものに依存するから、目標を達成できない。

努力に頼らない

番組を見ていて思ったのが、「努力に頼らず、目標達成できる”環境”を作れば容易に目標に達成できる」ということだ。

例えば、貯金を作るなら、収入の一部を天引きで積立貯金するようにしておけば「努力」をすることなく貯金が増えていく。

実は目標も必要ない。

天引きの積立貯金なら、目標を超えて貯金は増えていく。

目標をやすやすと超えられるような「環境」を作ろう。

関連記事:これが自動的に貯金できる「家計管理システム」だ

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