「定年まで働くのが当然」という価値観にとらわれていた人が「早期退職したい!自由になりたい!」と思っても実行に移せない。
わたしの経験も含めていえば、辞めたくても辞められない大きな原因は「度胸がない」からだ。
「罪悪感」と言い換えてもいいかもしれない。
「40代で会社を辞めちゃって、好きなことばかりやって、無責任じゃないのか?後ろ指を指されないか?お金は大丈夫なのか?」
と思って、
「やっぱり自分には無理だ」
と決めつけて行動するのをやめる。
※ここからは心臓の弱い方は読まないでください。
辞める度胸をつけるワーク
この、「やっぱり自分には無理だ」という壁を破るためのワークは次のとおりだ。
やり方はシンプル。
電話(またはメール)を1本するだけ。
※※
月曜日、朝8:50頃に職場の上司に電話をかける(またはメールする)。
8:50頃なら、上司も確実に出勤していると思うからだ。
上司に「今日から金曜日まで、1週間有給休暇を取ります」
と言う。
スムーズに言うコツは自分の感情にこだわらないこと。
100%ビジネスライクに、クールに言う。
有給休暇は労働者固有の権利なので、いつでも取得を申請することができる。
理由は何でもいい。
あってもいいし、なくてもいい。
上司(と自分)を納得させるためにどうしても理由が必要ならば、例えば、
「サラリーマン生活20年の疲れを取るために、1週間ほど家でのんびりします」
「沖縄へ”1人慰安旅行”してきます」
とか。
妄想を振り払う
このワークの目的は「早期退職する不安、恐怖、罪悪感を取り除く」ことだ。
「辞めてはいけない」と思うのは「職場の同僚みんなが忙しいのに、自分だけ有給休暇を取ってはいけない」と思うのと根っこが同じなのだ。
この誤った思い込みを打ち砕く。
つまり、「思い込み」は単なる「妄想」(自分の脳内だけに存在する勝手な思い込み)なのだと実感するためのワークだ。
うまく行けばすんなりと「1週間の有給休暇」がゲットできるかもしれない。
そして、「40代で早期退職しても大丈夫、お金にも困らない」ということもわかる。
今日(2016.2.28)は日曜日なので、月曜日といえば明日じゃないか。
Just do it!