デビュー作の小説の印税が数百億円、でも破産状態に

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Amazonプライムで映画「サガン -悲しみよ こんにちは-」を観た(2020.8.23追記:現在はAmazonプライムでは視聴不可)。

フランスの女性作家フランソワーズ・サガンの伝記映画だ。

18歳の時に書いた小説『悲しみよこんにちは』がベストセラーとなり、世界的に有名な作家となる。

日本円で数百億円とも言われる印税を手にする。

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浪費癖

「若くして富と名声を手にして、いつまでも幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたし」

とはならなかった。

映画では、有名作家となったサガンが、友人たちと高級車に乗ってカジノへ向かう。

「あ、これは”破産フラグ”が立っているな」

と、わたしは映画を観て思った。

案の定、浪費とギャンブルで破産状態となる。

簡単に稼ぐと簡単に使い果たす

なぜサガンは小説で稼いだ何百億円ものお金を簡単に使い果たしてしまったのか?

映画を観ただけでは理由はよくわからなかった。

これはわたしの想像だが、「あまりにも簡単に大金を稼いでしまったから」ではないだろうか。

18歳の社会人経験のない少女が、初めて書いた小説で何百億円もの印税を手にしてしまった。

「え?お金ってこんな簡単に稼げるの?」

と思ったのではないだろうか。

簡単に稼いだお金は、簡単に使い果たしてしまう

という戒めの映画でもあった。

サガンのファンには文句なくおすすめだ。

<予告編>

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