今日から師走(12月)になった。
セミリタイア生活のメリットが実感できる季節だ。
メリットとは「会社の半強制参加の忘年会に出るか出ないかで悩まなくていい」ことだ。
サラリーマン時代は、12月に入るといつも(ボーナスの支給月にもかかわらず)、忘年会の出欠問題が心の重石になっていた。
忘年会問題の解決法
12月になると、幹事から「忘年会お知らせ」というタイトルのメールがやってくる。
出欠の返信をしなければならない。
メールが来るのがわかっていて、覚悟はしているのだが、実際にやってくると心が重くなる。
「出席する」と返信したくないし、「欠席する」とも返信したくないからだ。
しかし、出席するか、欠席するか、2つしか選択肢はない。
「察してほしい」とか「ノーコメント」という返信ができない。
結局、
「毎年忘年会に欠席してばかりだと、職場の人間関係や人事評価に悪影響があるかもしれない」
という損得勘定で、しぶしぶ出席する年もあった。
会社の仕事とは、どの会社も同じかもしれないが、スキルや資格があるかどうかよりも、円滑な人間関係を築けるかどうかで評価される。
毎年のように忘年会に出る必要はないと思うが、たまには出席して上司にお酌のひとつでもしておけばいいと思う。
それすらできない、やりたくないのであれば、サラリーマンには向いていない可能性が高いので、別の職業に転職するか、セミリタイアを模索した方がいい。
わだかまりなく忘年会を欠席する方法
忘年会を欠席する選択をした場合、一番の難関は「当日にどうやって職場を抜け出すか」だ。
一番安易な「残業するふりをして、忘年会に出席するメンバーが全員退社した後に職場を出る」という方法はおすすめできない。
時間がもったいないからだ。
忘年会に欠席する理由は、仕事が終わってから寝るまでの「自分時間」を心ゆくまで楽しみたいからだ。
だから、忘年会の当日は定時退社が基本だ。
しかし、定時で1人だけ退社するのは「目立つ」ので、気が引ける場合もあるだろう。
だから、次の手順で目立たないように定時退社する。
①忘年会当日はコートやカバン(バッグ)を持たないで出勤する。
②定時になると、PCの電源をそっと切る。ノートパソコンの場合、画面を9割くらい閉じる(下図参照)。完全に閉じてしまうとカチッと音が鳴るから目立つので不可。
③トイレに行く風をよそおって席を立ち、そのまま帰宅する。
コートやカバン(バッグ)を持っていないので、コートを着たりカバンを持ったりといった「目立つ行動」をせずに帰宅できる。
セミリタイア後は気楽な師走
セミリタイア生活に入ってからは、上記のような「忘年会問題」に頭を悩ませる必要がなくなった。
12月、特に中旬~下旬は大事な時期だ。
自分時間を最大化したい。
セミリタイア生活でやっと実現化できるようになった。