Amazonアソシエイトの収益をAmazonギフト券で受け取ったときの仕訳はどうすればいいのか。
Amazonギフト券でほぼ何でも買えるから「現金」に近いけど、現金で仕訳してしまうとギフト券と現金の残高が合算されてしまう。
ギフト券と現金それぞれの残高がいくらなのかわからなくなる。
何かいい方法はないか。
商品券として仕訳する
ネットで色々調べていると、Amazonギフト券は「商品券」とみなせばいいことがわかった。
参照:Amazonアソシエイトからギフト券を受け取った場合の仕訳方法とは? (2015.10.22 税理士ドットコム)
例えば、Amazonアソシエイトから10,000円のAmazonギフト券がメールで送られてきたとする。
仕訳は次のようになる。
(借方)商品券 10,000 (貸方)売上 10,000
わたしの場合、会計ソフト(エクセル簿記)に「商品券」という勘定科目を追加した。
アフィリエイトの収益ではなく、チャージした場合はどうなるか。
例えば、事業用の現金10,000円でギフト券をチャージした場合は仕訳はこうなる。
(借方)商品券 10,000 (貸方)現金 10,000
クレジットカード(事業用兼個人用)、または個人用の現金でギフト券を10,000円チャージした場合は、
(借方)商品券 10,000 (貸方)事業主借 10,000
「商品券」という勘定科目を作ることで、ギフト券と現金の残高を別々に管理できる。
ギフト券を使った場合の仕訳
次に、ギフト券を使うときの仕訳をやってみる。
例1:ギフト券で事業用の書籍(1,000円)を購入した。
(借方)新聞図書費 1,000 (貸方)商品券 1,000
例2:ギフト券で個人用の書籍(800円)を購入した。
(借方)事業主貸 800 (貸方)商品券 800
あと、滅多にないことだと思うが、Amazonギフト券の期限が到来して使えなくなったらどうなるのか。
例えば、Amazonギフト券1,000円の期限が到来して使用不能となったら、仕訳はどうなる?
1,000円を「経費」として処理していいのか?
Amazonにギフト券という形で貸し付けていた1,000円分の価値がゼロになるので、「貸倒損失」といえるのかもしれない。
引き続き調査したい。