「早期退職してセミリタイア生活に入りたい」
と思って用意するのがセミリタイア資金だ。
ふつうは「セミリタイア資金=貯蓄」とイメージする。
わたしも、退職前は「早期退職するなら、まとまった貯蓄を用意せねば」と思っていた。
しかし、実際に退職してセミリタイア生活を5年ほど実体験してわかったのは、
健康が最大の財産
であることだった。
健康8割、お金2割
もちろん、貯蓄(現預金、株など)も大事なのは大事なのだ。
が、セミリタイア生活において、健康はお金以上に大事だ。
セミリタイア資金の割合は、健康8割、お金2割だと感じる。
健康なら医療費は節約できるし、フットワークが軽くなるので行動にストレスがかかりにくくなる。
生活コスト全般が低くなる。
健康は不労所得と同等だ、といえる。
心身が健康であれば、大金を貯め込まなくてもセミリタイア生活に入っても何とかなる(笑)。
「いやいや、若い時はいいけど、年を取ったら病気になる可能性が高くなる。寝たきりになったら?要介護になったら?」という心配は「年を取ったら死ぬ可能性が高くなる」という心配と同等だから、気にしない(気にしても仕方がない)。
辞めるだけで儲かる
では、退職後も健康を維持するためにはどうすればいいのか。
わたしの場合、健康をおびやかす最大の要因はストレスだった。
退職すると、ストレスの要因はほとんど消えた。
「ストレス」は通勤、職場の人間関係、仕事から来ていたのだから、当然だ。
お金についても、退職後は、「ストレス解消費」「無駄な交際費」「見栄張り費」がほぼゼロとなる。
無駄なコストが減った分が「不労所得」となる。
まとめ
セミリタイアするなら、「お金を貯め込む」以上に大事なのが「ストレスを貯め込まない」。