新年明けましておめでとうございます。
2017年最初の記事は、昨年度(2016年度)の「セミリタイア資金」の決算から。
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2016年度末までの貯蓄(純金融資産)の推移は次のようになった。
家計簿を本格的につけ始めた2003年度末の残高を100としている。
青いグラフはサラリーマン時代、緑のグラフはセミリタイア時代となっている。
会社を辞めても貯蓄は増え続けている
2011年に会社を退職して以降セミリタイアしているにもかかわらず、年度末の貯蓄残高は右肩上がりで増えている。
ただ、直近3年(2014年~2016年)は「増えている」といってもほんの少しだ。
直近3年の数字を並べると、
2014年 185.523
2015年 185.683(前年比 +0.086%)
2016年 186.449(同 +0.413%)
となる。
微増だけど、増えている。
会社を辞める前は「早期リタイアしたら、貯金を取り崩しながら生きていくんだろうな」と思っていたが、実際は辞めた後も増え続けている。
想定外だった。
株高・ブログ・Kindle
なぜ、会社を辞めても貯蓄が増えたのか。
理由は3つ、
- 株高
- ブログ
- Kindle
だ。
1つめの「株高」は、2012年の第2次安倍政権誕生後の株高(+円安)による含み益の増加だ。
特に、2013年は日本株の急騰で貯蓄が大幅に増えた。
「株高になれば働かなくても貯蓄は増える」と自分の人生で証明してしまった。
株高の効果に比べれば、次に挙げる「ブログ」や「Kindle」の収入なんて、「誤差」だ。
でも、「誤差」がなければ貯蓄が前年比でマイナスになっていた。
金額的には小さな誤差だが、精神的には大きな誤差だ。
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2つめの「ブログ」について説明する。
収入の柱は、Google AdsenseやAmazonアソシエイトなどのアフィリエイト収入だ。
ブログ運営で収入が発生するなんて、ブログを始めたときは知らなかった。
これもまた、退職前には想定していなかったことだ。
3つめの「Kindle」は、当ブログの電子書籍化(Kinlde化)で、ロイヤリティ収入が発生した。
電子書籍は昨年の2016年9月から始めたばかりで「主要な収入源」になるかどうかはまだ不透明だ。
上記の収入源をグラフにまとめると、2016年度のブログ関連の各収入の割合は次のようになった。
電子書籍出版とセミリタイアは矛盾する?
Kindle本の作成、つまりブログの電子書籍化の作業はけっこう「重労働」だ。
なので、「Kindle本を出す」という行為自体に、ふと次のような疑問を持った。
「重労働した時点で”セミリタイア”でなくなってしまうので、重労働の結果としてセミリタイア本を出すと”自己矛盾”になってしまうのではないか」
まあ、そこまで思い詰める必要もないかもしれないが……。
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本年も当ブログ「SOUTAi 40」をよろしくお願いいたします。