退職時年齢と貯金だけで早期リタイアの可否を判断するのは無理

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早期リタイア・セミリタイアしたい人のお金の悩み相談(AllAboutマネー/お金の悩みを解決!マネープランクリニック)の記事を読んだ。

「早期リタイア志望」の人のお金の悩みにファイナンシャルプランナー(FP)が回答するというもの。

記事のタイトルをいくつか挙げてみる。

47歳公務員、貯蓄1億3000万。念願のリタイヤできるか

50歳、資産は1億3000万円。でも早期リタイアが不安

48歳資産7700万円。55歳からのリタイアは可能ですか?

タイトルの特徴は「退職時年齢+貯金」という数字を提示して「早期リタイア」が可能かどうか、ファイナンシャルプランナー(FP)という「赤の他人」に回答を求めている。

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他人に相談している時点でアウト

ファイナンシャルプランナー(FP)は仕事なのでキャッシュフローをシミュレートしながらマジメに答えている。

しかし本当は答えはひとつしかない。

あんたが早期リタイアできるかどうかなんか、知らんがな

本当はFPさんだって、そう答えたいはず。

「退職時年齢」と「貯金」という「数字」だけで早期リタイアできるかどうか判断するのは無理だ。

本当に早期リタイアしたい人は、赤の他人に相談なんかしない。

他人に相談なんかせずに、もう会社を辞めてるか、辞める準備を粛々とすすめてるって。

「週末に旅行に行きたいんですけど、どこに行けばいいでしょうか?」と赤の他人に質問しているようなもの。

他人に相談している時点で早期リタイアは10000%無理。

お金以上に大事なもの

早期リタイアできるかどうか判断する上で、「貯金」以上に大事なものがある。

  • 金銭哲学
  • 金融知識
  • 教養
  • 他人に左右されない自分の価値観
  • リスクを取る覚悟
  • 自信
  • 健康
  • 家族の理解

退職後に起こる問題をすべて「お金だけ」で解決することはできないからだ。

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