先日、本棚を整理しているときにサラリーマン時代に大学ノートにつけていた日記をパラパラ見ていた
そこには「将来の夢」として、
隠居
と大きな文字で書いてあった。
文字の大きさはノートのページ半分くらいだ。
太字の油性マジックで書いてあった。
よほど気合いが入っていたのだろう(笑)。
書いた時期は、日記の日付を見ると退職する6年ほど前だった。
当時は「セミリタイア」という言葉は知らなかったらみたいで「隠居」と書いたのだろう。
隠居できない理由
「夢は隠居」だったのだが、すぐに実行に移すことはなかった。
実行したのは「夢」をノートに書いてから6年も経過した後だった。
会社を辞めて隠居したい、でも、できない……と何年も悩み続けた。
今となっては懐かしい思い出だが。
さらに日記を見ていくと「隠居できない理由」というタイトルで、なぜ隠居できないかが書いてあった。
- 失敗が怖い
- 貯金が減るのがイヤ
- 社会的信用がなくなる
- 周囲から反対される
- 世間体が悪くなる
- 現在と違うことをするのが面倒
- 上司に退職を申し出るのが面倒
- 後任への業務引継が面倒
- 引っ越しが面倒
実際に退職した今から振り返ると「取るに足らないことで悩んでいたもんだ」と思う。
なぜ隠居したかったのか
さらに日記を見ると「そもそも、なぜ隠居したいのか」が書いてあった。
つまり、「隠居のメリット」だ。
- 完全な自由が手に入る
- 100%自分で考えて行動できる
- 世界が広がる
- 好きなことが好きなときにできる
逆に言えば、サラリーマン時代には上記のようなことができていなかった。
その後、「隠居」の夢は「セミリタイア」という形で実現した。
まとめ
「夢をノートに書いておけば実現する」と断言はできない。
が、ノートに書いた「夢」について、考えたことを記録しておくと実現に向けて進み出す。