ツッコミどころ満載の老後の家計。
ひとり老後に必要な資金は「最低2500万円」、どう用意するか(2018.12.5 マネーポストWEB)
という記事を読んだ。
おひとりさまが70歳~100歳まで30年生きる「老後資金」として、貯金が「最低2,500万円」必要とのこと。
「2,500万円」の根拠は次のとおり。
- 月々の家計の赤字(約4万円)が30年分……約1,500万円
- ライフイベント費(家電買換・臨時出費・住替え等)……500万円
- 介護費……500万円
上記の3つを合計して2,500万円というわけだ。
「おひとりさま老後」にしては交際費が高すぎる
月々の支出を見てみると、交際費が月額17,528円かかっている。
年間だと約21万円だ。
老後の人付き合いに年21万円もかからんやろ(笑)。
旅行代は「教養娯楽費」として別途計上してあるから、飲み会で月2万近くも使うのだろうか?
冠婚葬祭の費用は「ライフイベント費」から出すと思うので、ますます「交際費」に年21万円も使う必要性が見当たらない。
交際費を月5,000円にして再計算
というわけで交際費は高すぎるからざくっと削って「月5,000円」とする。
5,000円あれば飲み会なら月1~2回参加できる。
これで年14.4万円、30年で432万円削減できた。
交際費の削減を約500万円(強引?)とすると、おひとりさま老後に必要な貯金は2,000万円まで下げられた。