わたしはあと数年で60代に突入する。
『60代から心と体がラクになる生き方 老いの不安を消し去るヒント』(和田 秀樹(著), 朝日新書, 2021)
という本が目にとまったので読んでみた。
本のサブタイトルのとおり「老いの不安」を消し去りたいからだ。
「健康不安」「お金の不安」を消す
本書で紹介されていた「高齢社会に関する意識調査」によると、老後の不安要素の中で特に大きいのは「健康」「お金」だ。
参照「高齢社会に関する意識調査」の結果を公表します(平成28(2016)年10月4日 厚生労働省)
60代以降は体力は衰えるし、ボケるだろうし、収入は年金頼みだし、貯蓄は減っていくし、やはり「健康」「お金」は心配だ。
老後に突入する前に、筋トレして体力をつけ、資産運用で蓄財しまくらないといけないのか?
老後不安は「幻想」
本書によると、現役世代が感じる「老後不安」は実際にはほとんど起きないという。
老いの不安のほとんどは”幻想”に過ぎません。
出典本書 p. 3
本書を読めば老後の二大不安「健康」「お金」に対する心配を消せる。
老後も健康を維持しつつお金の心配もしなくていいヒントを得た。