先日、「Yahoo!知恵袋」で「40代で早期リタイアしたいけど大丈夫か?」という悩み事を読んでいた。
本人は40代独身の男性会社員(非正規)で、億単位の貯金を持っていて、親も不動産や貯金をたくさん持っているらしい。
年収は300万円だが、お金はあまり使わないのでけっこう貯金できるとのこと。
なので、生活費は年300万円未満だ。
単純計算すると、自分の貯金と親の遺産があれば年金に頼らなくても50年は大丈夫なので今すぐ退職しても大丈夫な気がする。
が、本人は心配しているようだ。
主な心配事は次の3つ。
早期リタイアの三大心配
- 貯金はなくならないか?
- 家族が反対しないか?
- 無職になって世間体が悪くならないか?
という早期リタイア希望者が必ず心配する「三大心配」だ。
実際、早期リタイアしてわかったことだが、これら3つの心配はする必要のない心配だ。
そんなに心配なら退職せずに働き続ければいい。
自分がないだけ?
上記の3つの心配をひっくり返せば「働く三大理由」になる。
働く三大理由
- 働かないと貯金がなくなるから
- 働かないと家族がうるさいから
- 働かないと世間体が悪いから
これら3つの共通点は「働く理由を「他人」や「環境」のせいにしている」ということだ。
つまり「自分がない」。
「自分がない」というのは「お金がない」ことより始末が悪い。
仕事も早期リタイアもうまくいかない。
なぜか?
人生100年の無限ループ
自分がないから仕事をイヤイヤやるので辛くなる。
なので早期リタイアしたくなる。
でも「自分がない」から心配で早期リタイアするのが怖い。
だから、働き続けるしかない。
でも、仕事は辛いから早く辞めたい。
でも……という無限ループ。
ループを断ち切る方法
ループを断ち切るには「自分の人生で何が一番大事なのか、優先度を明確」にすることだ。
わたしの場合は、「お金より自分時間の方が大事」だと強く感じたので40代で退職した。