日本人が「心の豊かさを実感できる条件」が意外にも「セミリタイア」だっだ。
金融広報中央委員会の調査「家計の金融行動に関する世論調査」によると、「心の豊かさを実感できる条件」を尋ねたところ、回答は次のとおりだった(3つまで複数回答可)。
出典金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]」(2018年度)
心の豊かさの条件は、「健康」「経済的豊かさ」「家族とのきずな」が上位だった。
一方「仕事の充実」「人や社会への貢献」といった「働き系」は下位だった。
つまり、日本人は働いてもそれほど「心の豊かさ」を実感できていない。
仕事や他人の役に立つことをしても、心の豊かさに結びつきにくい実態がわかった。
働かない方が心は豊かになる
「心が豊かになる条件」の上位に位置する「健康」「経済的豊かさ」「家族とのきずな」を実現するのに、働く必要はない。
むしろ、働くことで「健康」「家族とのきずな」を失うリスクがある。
働くことで「経済的豊かさ」を手に入れても、長時間労働や人間関係からのストレスで上位にある「健康」を失うと「心の豊かさ」が激減する。
セミリタイアが最強?
もし、貯蓄で「経済的豊かさ」を手に入れていたら、あとは「健康」「家族とのきずな」などの「非お金系」の条件を満たせばいいだけだ。
それができるライフスタイルは……もうおわかりですね。
セミリタイアです。
「心の豊かさを実感できる条件」のほとんどが手に入る。
特に「健康」「家族とのきずな」「時間的な余裕」「趣味の充実」はほぼ確実に手に入る。