先日、スーパーで買い物をした。
そのスーパーではポイントカード会員は「割引価格」で買える。
例えば、日清のインスタントうどん「どん兵衛」は定価138円だが会員価格は108円(ともに税抜)だった。
「どん兵衛」は好きなので、買おうとした。
会員登録の「108円」という数字が目に飛び込んできたからだ。
が、買うのをやめた。
非会員
なぜなら、108円は会員価格だからだ。
「108円」という数字の下の方に小さく「通常価格138円」と書いてあった。
わたしはポイントカードを持っていないので、会員ではない。
非会員だ。
なので、買うと138円かかる。
108円の商品を138円で買うのは抵抗がある。
なので、見送った。
「安いから買う」愚を避ける
もし、ポイントカードを持っていて108円で買えたら、買っていただろう。
「安いから」という動機だけで。
通常価格が138円なので、108円で買えたら30円「得」した気になっていただろう。
が、今回は買わなかった。
138円儲けた。
ポイントカードを持って安く買うよりも、「定価」という制約下で慎重に買い物した方が、かえって支出が下がるような気がした。