Google Adsenseの管理画面にこんなメッセージが表示されていた。
7 月 1 日より、カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)の設定の一環として、入札リクエストを収益化できるユーザーを Google および Google の広告パートナーから選択できるようになります。
何のことかよくわからいので、調べてみた。
カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA = California Consumer Privacy Act)とは、米国のカリフォルニア州居住者の個人情報保護に関する法律で、サイト運営者が対応を求められる場合があるようだ。
ブログ運営への影響
カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)は、わたしのブログ運営にどんな影響があるのか。
Google Adsense管理画面にある「カリフォルニア州消費者プライバシー法によるお客様への影響」によると、
カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)はデータのプライバシーに関する法律です。お客様は、個人情報の販売を拒否する選択肢をカリフォルニア州の居住者に提供するよう求められる場合があります。
※強調は引用者による。
「お客様」とはGoogle Adsenseユーザーであるわたしだろう。
当ブログ管理人であるわたしが、カリフォルニア州の居住者に対し「個人情報の販売を拒否する選択肢」を提供するよう、求められる場合があるようだ。
当ブログは「個人情報の販売」なんかやってないので、あまり関係ないと思う。
個人情報の第三者提供を規制
「カリフォルニア州消費者プライバシー法の詳細(英語)」をGoogle翻訳で和訳して読んでみた。
この法律は「カリフォルニア州居住者に個人情報の販売をオプトアウト(拒否)する権利」を認めている。
そのため、サイト上に「個人情報の販売を拒否」する選択肢を「リンク」を使用して提供することを義務づけている。
Google Adsenseのヘルプにあった法律の説明(英語)を引用する(日本語の説明文は2020.6.10現在では存在しなかった)。
CCPA requires giving residents the right to opt out of the “sale” of their “personal information” (as the law defines those terms), with the opt-out offered via a prominent “Do Not Sell My Personal Information” link on the “selling” party’s homepage.
出典Helping publishers comply with the California Consumer Privacy Act (CCPA)(Google AdSense ヘルプ)
例えば、サイト運営者がネット通販などで集めたネットユーザーの個人情報を第三者に販売しているとする(当ブログではやってないし今後やるつもりもない)。
カリフォルニア州居住者の個人情報については「カリフォルニア州消費者プライバシー法」に基づき、サイトのページに「わたしの個人情報の販売を拒否します」みたいな「リンク」を設けておいて、カリフォルニア州居住のネットユーザーが「個人情報の販売を拒否できる権利」を行使できるようにしておかなければならない。
カリフォルニア州居住者の個人情報は、本人が拒否したら第三者に販売できない、とわたしは解釈した。
※上記は2020年6月10日現在の情報です。