今年(2020年)のセミリタイア生活で読んで「一番面白かった!」と思えたマンガを紹介する。
タイトルは、2020年に売れに売れた『鬼●の刃』ではなく、
『55歳の地図 ―実録!リストラ漫画家遍路旅―』(黒咲 一人(著), 日本文芸社, 2005)
だ。
当ブログでも紹介した。
コミック『55歳の地図 ―実録!リストラ漫画家遍路旅―』(黒咲 一人(著), 日本文芸社, 2005)を読んだ。
著者は19歳でデビュ...
仕事がなくなり四国遍路へ
マンガの内容は上記の紹介記事を読んでほしい。
あらためて紹介すると、19歳のデビューから36年間も漫画家として活躍していた筆者に仕事の依頼が来なくなった。
貯金もなくなろうとしていた。
「漫画以外の道」で生きていく方法を探すため、55歳で「放浪の旅」に出た。
「放浪の旅」とは「四国遍路」だ。
セミリタイアという放浪の旅
わたしがこのマンガを「面白い!」と感じた理由は「本業といえる仕事を辞めて放浪の旅に出る」というストーリーに惹かれたからだ。
「仕事を辞めて放浪の旅」が「セミリタイア生活」に重なった。
セミリタイアも会社を辞めて「放浪の旅」に出るような感じだ。
会社員時代のような「収入」や「身分」の保障がないから。
ただし、保障がない分、自由がある。
わたしは「会社から与えられる(”不自由”がセットでついてくる)保障」よりも「自由」がほしくなり、セミリタイア生活に入った。
「放浪の旅」に出たマンガの筆者は四国遍路の末に何を得たのか……ぜひ一読してほしい。