「後悔しない生き方とは?死ぬ前に後悔すること5つ」(とみー) によると、人が死の間際において表現する後悔の内容とは次の5つだそうだ。
このうち、早期退職によって回避できる「後悔」があるかどうか考えてみた。
後悔リスト
1.自分に正直な人生を生きる勇気を持つべきだった。他の誰かが自分に期待する人生ではなく。
本当にやりたいことを我慢して、「お金」や「世間体」のためにやりたくないことをやり続ける……こんな生活を続けているとする後悔だ。
他人がうらやむ会社に勤めて、そこそこのお金があり、欲しい物をあれこれ買っても、満たされない理由。
それは、手に入れてきたものが、本当に求めてきたものではないからです。
苫米地英人『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』p.61
本当は何がやりたいのか?何をやりたくないのか?元気に動けるうちによく考えよう。
2.あんなに働くんじゃなかった。
これは早期退職したら確実に回避できる後悔だ(笑)。
現代人は「いかに食べ過ぎないか」に一生懸命になる。
しかしなぜ、「いかに稼ぎ過ぎないか」についてもっと考えないのか。
多額の遺産を残しても子孫のもめ事の種になるだけ。
3.自分の感情を表現する勇気を持つべきだった。
多くの人が、周囲とうまくやっていくために自分の本当の思いを抑え込んでいる。結果、本当はなれたであろう存在になれないまま終わる。
周囲を気にせずにもっと言いたいことを言っておけばよかった、と思う。
匿名のブログですら書きたいことを100%書けていないので、結構難しいことではあるが。
4.友達と連絡を絶やすべきではなかった。
死を目前にして古い友人のありがたみに気づくが、もはや探し出して会えるとは限らない。
いつの間にか連絡が途絶えているケースが多い(笑)。
5.もっと幸せになるべきだった。
最期の時を迎えて初めて、幸福は自らの選択の問題であったことを理解する。
まだ、お金のために働きますか?
イチゴケーキのイチゴのように、幸福は後には取っておけない。
「今は不幸だけど、あと20年我慢して定年退職したら幸福になるんだ」と思っても、「今、我慢すれば、将来幸福になれる」保証はない。
年金と退職金が満額支給されることで解決できる問題は、意外に少ないと思う。
今が不幸なのに何も手を打たなければ20年後も不幸なままだ。
<参考>
Top five regrets of the dying(the guardian)