超高学歴者の早期退職は国際スタンダード

佐藤優『インテリジェンス人生相談 社会編』(Kindle版)を読む。難関の外交官試験を突破して外務省に入ったものの、組織に嫌気が差して自由業に転向する例がままあるらしい。

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組織に所属することが嫌になる

難しい試験に合格して外交官になった者のなかでも、周囲の俗物性に耐えられなくなって、転職し、自由業になったり、レストランを開業したりという選択をした例が、いくつもあります。

「周囲の俗物性」耐えられる人がサラリーマンとして生き残っていけるのだろう。わたしが考える「俗物性」とは次のようなものだ。

  • 残業時間が気にならないほど仕事に熱中できる(休日は休むより休日出勤したほうが気持ちいい)
  • 定時で仕事が終わったら、帰宅するのではなく残業してスケジュールより前倒しで仕事を進めるべきだと思っている
  • 強制参加の飲み会や行事にストレスなく参加できる(むしろ、会社側に立って同僚を強制参加させることが善いことだと信じている)
  • 出世や金儲けにつながらない行動はすべて無駄だと思っている
  • 「努力すれば成功する」「成功しないヤツは努力が足りない」と信じている
  • 自分は一番努力していると勘違いして、他人にも努力を押し付ける
  • 正直者は馬鹿を見る、言い出しっぺが損をする
  • 実力主義だといいながら学校や企業の序列は守る
  • 実力主義だといいながら横並びする
  • 思考停止ができる

超高学歴者でも早期リタイアする

わたしの場合は(超高学歴者ではないが)、朝晩に満員電車に乗せられた上に、これらを定年まで40年近く続けるのは到底無理だと入社早々に感じたので、早期退職に至った。

海外でも超高学歴者が早期退職して他の道に転身する例が多くあるという。

イギリスのオックスフォード大学やケンブリッジ大学を卒業した超エリートで、フリーターになったり、田舎で農業に従事している若者も結構います。自分の内側にきちんとした価値観があり、いざとなったら勝負できる実力があれば、世間の評価に惑わされず、フリーターをしながら、今後の人生を決めるというのは、案外、国際スタンダードに合致しているのです。


自分の所属する組織が「おかしい」と感じた時、「組織を変えてやろう」と意気込んでも徒労に終わりそうなら、「さっさと逃げる」という合理的な選択肢もある。

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