読書

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伝えたい!という気持ちがなければ何を言っても伝わらない

クリスマスにふとゲーテ『ファウスト』(集英社文庫ヘリテージシリーズ 2004) を読み返したくなり、今も読んでいる。ブログで文章を書く機会が多くなり、いまいち読者に「伝わっていないな」と感るとき、『ファウスト』の主人公ファウスト博士の次のセ...
読書

夫が遺した借金1100万円を一瞬で返した上に金持ちになった38歳の妻

井原西鶴『日本永代蔵』の「世は欲の入札に仕合せ」というエピソードを読んだ。夫に先立たれて莫大な借金を背負ってしまった38歳の女性が、起死回生の策で借金を完済するだけでなく、金持ちになる話だ。あらすじはこうだ。奈良に裕福な商人の夫婦がいた。毎...
読書

『ジーパンをはく中年は幸せになれない』が売れている

先日、当ブログで紹介した本『ジーパンをはく中年は幸せになれない』 (津田秀樹著 アスキー新書 2009)が当ブログ経由でけっこう売れている。紹介記事新人に忘年会で「恥ずかしい芸」をさせるのは「社畜」にするため – SOUTAi 40本のタイ...
読書

新人に忘年会で「恥ずかしい芸」をさせるのは「社畜」にするため

忘年会のシーズンで「一発芸」を強要させられるひとが多いのではないだろうか。特に新人は。津田秀樹『ジーパンをはく中年は幸せになれない』 (アスキー新書, 2009) を読んでいて、その原因がわかった。ちょっと怖いから、心して読んでほしい。「社...
投資

経済的独立したければ福沢諭吉の「資産運用のすすめ」

福沢諭吉『現代語訳 学問のすすめ』 (伊藤正男(訳), 岩波現代文庫, 2013)を読んだ。個人投資家として、一番心に響いたのが「独立=経済的独立」という主張だ。なぜ福沢諭吉が1万円札に採用されたか、本書を読んで理由がわかった。「経済的独立...
読書

当ブログの読書記録が役に立っているようでうれしい

先日、こんなコメントを頂いた。今kotaro様の読書記録の本をせっせと図書館に予約してます。結構図書館にあるもんですね。でも超気に入った本はなるべく購入するようにしています。当ブログの「読書記録」のとおりに本を読んでくださるとは、うれしい。...
ブログ運営

jpドメインではなく.comドメインで世界的ブログになった気分

日清食品ホールディングス(2897)の株主優待品の本、安藤宏基(日清食品ホールディングスCEO)『勝つまでやめない! 勝利の方程式』(中公文庫 2015) を読んだ。ブロガーとして面白かったのは、日清食品グループ各社のドメインを「xxxxx...
投資

5000万円が完全リタイアの最低金額

加谷珪一『お金持ちの教科書』(CCCメディアハウス,2014) を読みなおした。「純金融資産5,000万円が”完全リタイア”できるかどうかを決める基準だ」という主張に大きくうなずいた。純金融資産というのは「金融資産総額 - 負債総額」だ。金...