スコットランドが国家として独立するメリット

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スコットランドが独立するかどうかが話題になっている。

ちょっと「下世話的」に独立のメリットは何かを書き出してみた。

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・国家元首は国内外でVIP待遇

・国連加盟国として大国と同等の地位を獲得

・「我が国が元祖イギリスだ」と言い張って国連安保理の常任理事国(米・露・英・仏・中)の地位を狙える(これは難しいか?!)

・世界中に大使館・領事館を設置できる→日本だと、都内の一等地に領土をもらえて大使館を建てられる?

・中央銀行を作って国民から無利子で借金できる

・海外からの無償援助が期待できる

・海外から投資を誘致してキックバックを受け取れる

・高金利の国債を発行して怪しい投資信託を開発

・地方議会は国会へ昇格

・地方公務員は中央省庁官僚へ昇格

・北海油田の石油利権を独占

・陸海空軍その他の戦力を保持して自由に動かせる(自治体では無理)

・英国から入ってきた商品は「輸入品」として関税をかけられる(EUに加盟しなければ)

・国旗の取替需要(ユニオンジャック→スコットランド国旗)

・オリンピックなどの国際大会に選手を出せる→スコットランド内だけの競争に勝てばオリンピックに出られる

・ビジネスに国家権力を利用できる→法律を有利に改正、規制を強化、外資の排除等

思いつくまま書き出してみたが、地方自治体から国家になるだけで様々な「権益」を獲得できる。

国民は生活に困窮するかもしれないが、権力者にとっては国家というのはおいしいシステムだ。

スコットランド独立問題は、「そもそも国家とは何だろう?」「国家というシステムにはどんなメリット・デメリットがあるのだろう」、と考えるいい機会だ。

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