去年(2013年)の今頃は次のような記事を書いていた。
2013年の日本株投資家は歴史的な幸運の持ち主 (2013.12.27)
2013年は日経平均株価が10,395.18円から16,291.31円へと、約1.56倍に値上がりした。
上記記事で次のように書いた。
歴史的な株高の年に、たまたま日本株を持っていた投資家は超幸運だ。歴史的にも過去3回しかない「大当たり年」に匹敵する当たり年に遭遇したのだから。
個人的にもリタイア生活の初期にこのような当たり年に遭遇して、資金面で大いに助かった。この幸運を最大限活用しつつも「欲をかかずに」充実した早期リタイア生活を送りたいものだ。
今年はあと2営業日残っているが、純金融資産は前年末比で増加して終えられそうだ。2013年ほどの超幸運ではないが、2014年は少し幸運だったと総括できる。
支出面では、消費税増税したのとデジタル家電の買い替え、新規購入ラッシュとなって対前年比で4%ほど増加した。
▼今年買ったデジタル家電
■デジカメ
■タブレットPC
■電子辞書
来年(2015年)はデスクトップPCの買い替えが控えている。
来年も、「欲をかかずに」充実した早期リタイア生活を送りたいものだ。
なぜ「欲をかかずに」ということを言い続けているか。
ここ数年間、セミリタイアの先輩たちの動向をブログ・サイト等で見てきたが、セミリアイア生活が破綻してブログの更新が止まって消息不明になる人は「投資で一攫千金」を狙って失敗しているケースがままあるからだ。生活費を株につぎ込んで失敗し、ジリ貧になっていくようなケースだ。
「いのちの金には手をつけるな」
という相場格言がある(西野武彦『「相場に勝つ」株の格言』(日経ビジネス人文庫))。
どんなに好調なときでも投資は余裕資金のみで行うべきであり、無理してはいけない、と思う。
家計を「システム化」してお金のストレスから解放される (2014.10.15)で紹介した本の帯に書いてあったように、
「家計の経営は一生の仕事です。絶対に失敗は許されません。」
投資の失敗は許されても、家計の失敗は許されない。