映画『幸せの教室』(出演:トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ他)を観た。
正社員として勤務していた会社を突然解雇され、再就職先が見つからず、住宅ローンをかかえたまま途方に暮れる50過ぎの中年男の復活劇だった。
せっかく会社を50代で辞めることができたのに、将来不安を感じるなんてもったいない。
見終わったら「早く会社を辞めて本当に良かった!」と実感できる映画だ。
「”社外”にこんなに幸福な世界があったのか!何で今まで気づかなかったんだ!」と後悔する。
あらすじ
主人公のラリー・クラウン(トム・ハンクス)はスーパーマーケットに正社員として勤務する中年男性だった。
ある日突然社長に呼び出され、会社から解雇を告げられる。
理由は「大学を卒業していないためにこれ以上昇進できない」から。
会社を解雇され、住宅ローンが残っているために家計は破綻寸前。
マイホームは離婚するときに妻から買い取ったものだった。
就職活動をするが不景気のため就職先が見つからない。
そこで再就職のためのスキルを身につけるため、短期大学へ入学する。
会社を辞めてよかった!
大学に入った途端、すべてが好転する。
新しい仲間、ガールフレンド、楽しいキャンパスライフ……。
そして新しい恋。
あまり書くとネタバレになってしまうのでやめるが、この映画の主人公は、会社を辞めたおかげで人生が辞める前より何百万倍も楽しくなっている。
もし、会社を辞めなかったら、毎日会社に通って、住宅ローンを返して、会社に通って、住宅ローンを返して、、、以下略、という人生を送っていたのではないだろうか。
会社を解雇されて、仕事もお金も家も失っても、それでも豊かな人生が送れる。
ということを知ることができる映画だった。
会社を解雇された時はダメダメ中年男だったのに、ラストでは男前に変身している。どうやって変身できたのかは映画をご覧ください。
<予告編>