某投資本の目次を読んでいたら、「3,000円投資」「8年で1,000万円」というワードが踊っていたので、シミュレートしてみた。
<シミュレート内容>
月額3,000円ずつ積立投資していって8年で運用金額が1,000万円を突破するには、年利は何%必要か?
<結果>
年利68%
月々3,000円ずつ積み立てて、年利68%で運用すれば、8年後の運用金額は1,046万2,859円となる。
Excelの「fv関数」によると上記のような結果となった。
一攫千金に注意
年利68%の金融商品なんてあるのか。
わからない。
仮に「年利68%」をうたう金融商品があったとしても、詐欺っぽいので手は出さない方がいいかも。
以前、
という記事で、年利65%の外貨預金の勧誘が来たことを紹介した。
年利は65%だが、為替リスクありまくりなので、全然うれしくない定期預金だ。
積立投資では「一攫千金」は禁物だ。
もう少し現実的に積み立てると
年利68%はあまりにもファンタジー過ぎるので、もう少し現実的なシミュレーションをやってみる。
「年利5%で、8年で1,000万円を突破するには、積立額は月額いくら必要か?」
計算してみると、「月額85,000円」だった。
これなら、ふつうの株式投資で達成できそうだ。
シミュレーション結果のExcelファイル
今回のシミュレーション結果は下記のExcelファイルのとおりだ。
「fv関数」は積立投資や住宅ローンの返済のシミュレーションに使えるので、参考になれば幸いだ(ファイル名をクリックすると、Excel Onlineで開く)。
<Excelファイル>
fv_20170122.xlsx