ブログを15年続けたらすごい職人になる

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ブログの記事を作成するときに、わたしが参考にしている本のひとつが、

調べる技術・書く技術』(野村進著,2008)

だ。

特に、文章の質を上げたいと思っているブロガーにおすすめの本だ。

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ブロガーにおすすめの1冊

本書はノンフィクションの書き方をまとめた本だが、ブログの書き方としても読める。

ネタの探し方、取材の方法、資料の集め方、文章の書き方について、かなり詳しく書いてある。

本書を読んで、わたしが心に留まった言葉を挙げておく。

著者が30歳を過ぎたころ、ノンフィクション作家の本田靖春から受けたアドバイスだ。

「自分は作家だと思わないで、『職人』と思ったほうがいいですよ。どんな職人でも、一人前になるには最低十年はかかるでしょう。ノンフィクションを書くというのも、年季のいる仕事でね。一人前になるには、十五年はかかると覚悟しといたほうがいいんじゃないかな。毎日の仕事を、職人みたいにコツコツと積み重ねていくことですよ」

このアドバイスほど励みになり、あとで思い返してもうなずけた言葉はない。

p.150

ブログも同じで、記事の更新をコツコツと積み重ねていくしかないのかもしれない。

ブログを15年続けたら

ノンフィクション作家のように15年も我慢できるブロガーは極少数だ。

すぐに「結果」をほしがり、アクセス数や収入に不満を抱き、他のブロガーに嫉妬して「ブログは儲からない」と捨てゼリフを吐いて去って行くブロガーが99%じゃなかろうか。

なので、15年間コツコツと更新できたブロガーはすごいことになる。

調べる技術・書く技術 (講談社現代新書)
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