確定拠出年金でシステム障害により手数料の二重徴収が発生していた件で、取り過ぎた手数料を返却する方法が決定した。
対応方法は次のとおりだ。
対応方法
誤売却された商品の数量(口数)を原状に戻すため、同じ商品・数量の買戻しを行います。
元本変動型商品で、売却時の時価(解約価額)より値上がりしている場合等も考慮し、誤売却数量と同じ数量以上を購入できるよう、買戻しに充てる資金を弊社より追加させて頂きます。
買戻しの注文を行ってから約定までの間に想定外に値上がりし、1回の買戻しで誤売却数量に満たなかった場合は、2回目の買戻しを行い、最終的に誤売却前の数量と同じ或いはそれ以上となるよう回復させて頂く予定でおります。
「【続報】 事務委託先金融機関手数料の誤徴収について」(SBIベネフィット・システムズ)
現在、取り過ぎた手数料は「売却手数料」という形で徴収されている。
誤徴収分の手数料64円分、投資信託の口数が少ない状態だ。
なので、64円分の投資信託を買い戻して、本来あるべき口数に戻すようだ。
もし、注文後に値上がりして、購入できる投資信託の数量が誤売却分より少なければ、さらに追加注文して誤売却前と同じかそれ以上の数量となるようにする。
わたしの場合、誤売却分の投資信託の口数は45口なので、45口かそれ以上になるまで買い戻しの注文をするのだろう。
64円を取り戻すために
まあ、言ってみれば「たかが64円」だが、お金の世界は1円でも誤差があってはいけない。
買い戻しのスケジュールは次のようになった。
① 買戻しの運用指図日:2017年4月26日に各商品提供機関へ発注いたします。
② 買戻し約定結果判明日:2017年5月1日を予定しております。この時点で買戻し数量の不足があるか否かを検証させて頂きます。
③ 記②の検証結果によって、数量が満たなかった場合は2回目の買戻し作業を行います。(スケジュールは未決定です。)
64円を取り戻せるのは2017年のゴールデンウィーク後になりそうだ。