ブログ記事執筆や運営のノウハウを学ぶため『知的人生のための考え方 わたしの人生観・歴史観』(渡部昇一(著),PHP新書,2017)を読んだ。
なぜ本書を選んだのか。
書店で本書を立ち読みしているとき「知的執筆の7箇条」が目に入ったからだ。
もちろん、立ち読みで終わらせずにちゃんと買った(笑)。
知的執筆のための7箇条
本書で一番心惹かれたのが「知的執筆のための7箇条」だ。
ブログだけでなく、書籍、論文、レポートなど、「仕事で何かを書かなければならない」時に役に立つ7箇条だ。
引用する。
①まず書き始めること
②毎日、一定の時間を設けること
③機械的に書く習慣を身につけること
④蔵書のための空間を作ること
⑤いい文章を真似して文章力をつけること
⑥一定の安定した収入や財産を確保しておくこと
⑦孤独であることを恐れないこと
p.123
各項の詳細な説明は本書を参照してほしい。
わたしが一番「そのとおり!」と思ったのが⑥の「一定の安定した収入や財産を確保しておくこと」だ。
特に、サラリーマンを辞めてセミリタイアブログ(このブログ)を運営している身としてはよくわかる。
お金があるからブログ運営できる
ブログを運営する目的として「お金を稼ぐ」があると思う。
しかし、ブログで「生計を立てられるほど安定した収入」が確保できるかどうか、やってみないとわからない。
ブログだけに収入を依存するのはかなりハイリスクだといえる。
「お金がないからブログで稼がなければ!」と意気込むと、焦ってうまくいかない。
だから、ブログの収入に依存しないですむように、収入や貯金を確保しておく。
早期リタイアしているなら、貯金を十分に確保しておいて、低コストで生活できるようにしておく。
そうすれば、安心してブログ運営ができる。
安心とは「ブログで稼げても稼げなくてもOK」という心境になることだ。
安心していると、そのうちブログで成果が出てきて、収入につがなってくる。