金融庁のライフプランシミュレーションが一部のセミリタイア希望者には使えない理由

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国はまだ「セミリタイア」というライフスタイルを公認していないのかな。

金融庁のサイトで「ライフプランシミュレーション」というページを見つけた。

参照ライフプランシミュレーション (金融庁)

セミリタイア希望者の必須ツール「逃げ切り計算機」の金融庁版なのかなと思った。

参照逃げ切り計算機

が、残念ながら「逃げ切り計算機」のようにセミリタイアのシミュレーションには使えなかった

以下、使えない理由を説明していく(「ライフプランシミュレーション」の閲覧日は2018年4月12日)。

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ライフプランシミュレーション

金融庁の「ライフプランシミュレーション」を使ってみた。

見た目には「逃げ切り計算機」のように、年齢・収入・貯金・生活費などを入力すると何歳まで貯金が持つのか計算してくれるようだ。

入力項目は次のとおり、かなり細かい。

  • 年齢
  • 職業
  • 退職金の有無
  • 配偶者の有無
  • 配偶者の職業
  • 配偶者の退職金の有無
  • 子供の有無
  • 子供の人数
  • 世帯年収
  • 1ヶ月あたりの生活費
  • 住まいに掛かる費用(月額)
  • 貯蓄額

わたしが「セミリタイア生活のシミュレーションには使えない」と思ったのは、最後の入力項目である「貯蓄額」の入力を求められたときだった。

貯蓄額の上限

次のように、貯蓄額の選択肢が表示された。

ライフプランシミュレーション

出典ライフプランシミュレーション : 金融庁(閲覧日時:2018.4.11 17:43)

がーん。

選択できる貯蓄の上限が3,000万円

上限の金額をもう少し上げてほしかった(笑)。

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