2019年の正月が明けた1月6日、スーパーで買い物していたら「七草粥セット」が置いてあった。
七草(七種)である「せり・なずな・ごぎょう・はこべ・ほとけのざ・すずな・すずしろ」が1パックになっていた。
驚いたのは価格だ。
1人用のパックが398円(税抜)だった。
8%の税込で429円だ。
お粥の具にしては高すぎる。
値札を見て「たっか~!」と叫んでいる人もいた(大阪のスーパーですから)。
なぜ七草粥セットは高いのか
見た目には雑草を詰め込んであるだけのようにしかうつらない「七草粥セット」がなぜこんなに高いのか。
わたしは「リスクが値段に乗っているから」と思った。
「七草粥セット」を売れるのは短期間だ。
わたしの推測だが、売れるのは正月明けの1月4日から七草(1月7日)までの4日間くらいだろう。
短期間で売り切ってしまわないといけない。
つまり「売れ残りリスク」が非常に高い商品だ。
なのでリスクを織り込んで値段に上乗せしている分、ふつうの野菜より価格が高いと思われる。
あと、7種類の菜っ葉を集めてきてパック詰めするコストもそれなりにかかっているのかも。
七草粥を食べる?
あまりに具が高すぎるので、七草粥を食すのは見送った。
七草粥を食べる理由は「正月の暴飲暴食疲れを癒やすため」だ。
わたしは正月はそれほど飲み食いしていない。
胃は疲れていない。
なので、七草粥は必要ない。
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参考記事七草粥の豆知識(キッコーマン「ホームクッキング」)