3月14日のホワイトデーが来るたびに思い出す。
「お返し」のせいで会社の仕事が半日止まった話だ。
もう10年以上前の出来事なので「時効」だと思うから、ブログに書いてもいいだろう。
この事件で「複数の女性にホワイトデーのお返しをする場合、お返しの品は”同じスペック”にしないといけない」という教訓を得た。
それは、200x年のホワイトデーのことだった。
プレゼント選定の失敗
バレンタインデーに女性の同僚からチョコレートをもらっていたので、わたしも含め男性社員たちがホワイトデーのお返しを配っていた。
男性の同僚Aも女性陣にホワイトデーのお返しを配っていた。
女性の同僚は3人いて、仮にB子、C子、D子とする。
Aが3人の女性にお返しとして「スカーフ」をプレゼントしていた。
これが失敗だった。
ゴネて仕事が止まる
何が失敗だったかと言えば「スカーフの柄がそれぞれ異なる」点だった。
B子、C子は喜んでスカーフを受け取っていたのだが、D子がゴネだ。
「B子と同じ柄のスカーフがいい!」
と言い出した。
D子はスカーフを受け取った後、数時間にわたって贈り主のAや他の同僚に、いかに自分がもらったスカーフの柄がダサいかについて、ずっと愚痴り続けた。
愚痴を言う方も、聞かされる方も、仕事にならない。
で、どうなったか。
返品&交換
結局、Aがお返しを購入したデパートまで行って(デパートは職場の近くにあった)、D子に渡したスカーフを返品してB子と同じ柄のスカーフと交換してD子に渡すということで決着した。
職場に平安が戻った。