スーパーで買い物をした。
レジで「100円引のクーポン券」を出した。
が、申し訳なさそうに「使えません」と言われた。
理由は、クーポン券の使用条件だった。
ちょっと、ズルくないか。
小さい文字で……
クーポンの使用条件は「支払総額2,000円(税込)ごと」だった。
つまり、会計が1回2,000円以上じゃないと使えない。
確かに、クーポン券を見ると小さい文字でそう書いてある。
クーポン券をパッと見ると、「100円引」という大きな文字に目が行く。
というか、「100円引」という文字しか目に入ってこない。
使用条件の「2,000円」という小さい文字は見えない。
都合の悪いことを小さく書くって、ズルくない?
前のめりにならない
このクーポン券は「割引欲」に前のめりになった客に買い物をさせるためにある?
レジで現実を知るまでは「100円引」されると思い込んでしまう。
買い物の前にクーポン券の注意書きをよく読むべし、という教訓を100円で得た。