ダメなサラリーマンよりダメなフリーの方がいい

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「サラリーマンでダメだったのだから、早期退職してフリーになったってダメだよ」

退職前にこう考えていつまでもグズグズ会社に残り続けた。

でも、

「ダメなサラリーマン」と「ダメなフリー」どちらを選ぶ?
と言われたら、

ダメなフリー!

に決まってる。

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「ダメなフリー」とは

「ダメなフリー」と「ダメ」いうのは、「うまく社会を泳いで、高額所得者になる」ことができない状態、くらいの意味だ。

退職後に独立・起業したら有名になって、金持ちになって……というのがありがちな「サクセスストーリー」だが、そんな未来を望んで退職したのか、といえばそうではない。

プロフィールにも書いているが「自由な時間があって、好きな本を読む」ことができれば、特に望みはない。

中途半端に有名になっても、忙しかったり、叩かれたり、ストレスが多いだけでしょ?

ダメなフリーでOK

サラリーマン、フリー、どっちでも「ダメ」なら、フリーの方がいい。自由があり、ストレスが少ない、誰の顔色をうかがわなくてもいい、惨めな気分で朝を迎えなくてもいい、他人が決めたスケジュールを消化するだけの毎日から解放される「ダメなフリー」がいい。

退職後に必要な生活費は、すでにもう確保しているのだから。

・下足番を命じられたら、 日本一の下足番になってみろ。 そうしたら、 誰も君を下足番にしておかぬ。
・金がないから何もできないという人間は、 金があっても何もできない人間である。
(小林一三)

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