Kindle出版で「mobi形式」のファイルが使えなくなる。
Amazonからのメールによると、Kindle出版でmobi形式が使えなくなる模様。 "2021 年 6 月 28 日以降、リフロー型電子書籍を新しく出版する場合、または以前出版したリフロー型電子書籍のコンテンツを更新する場合は、MOBI、PRC または AZK 形式のファイルをご利用いただけなくなります。"
— Kotaro – soutai40.com (@Kotaroux) March 16, 2021
先日、Amazonから次のようなタイトルのメールが来た。
「Kindle 本ファイルの書式設定サポートの更新 – リフロー型ファイルでの MOBI サポートは 2021 年 6 月 28 日に終了」
メールによると、2021年6月28日以降にリフロー型のKindle本を出版する際(既刊本の更新も含む)、MOBI、PRC または AZK 形式のファイルが使えなくなるとのこと。
2021 年 6 月 28 日以降、リフロー型電子書籍を新しく出版する場合、または以前出版したリフロー型電子書籍のコンテンツを更新する場合は、MOBI、PRC または AZK 形式のファイルをご利用いただけなくなります。
リフロー型電子書籍とは、本を表示する端末の画面や文字のサイズに合わせて、文字や絵図の表示が調節される電子書籍だ。
参照リフロー型電子書籍とは?(JEPA(日本電子出版協会))
固定レイアウトのKindle本の出版には、引き続き「mobi形式」が使える。
わたしはKindle本を出版する際、ワープロソフト「一太郎」で執筆して「mobi形式」のファイルで投稿している。
どうしよう。
リフロー型Kindle本で使用できるファイル形式
2021年6月28日以降、Amazonが使用を推奨するリフロー型のKindle本で使えるファイル形式は次の3つ。
- EPUB
- KPF (Kindle Create ファイル)
- DOC/DOCX (Microsoft Word ファイル)
代わりに、リフロー型電子書籍には EPUB、KPF (Kindle Create ファイル)、または DOC/DOCX (Microsoft Word ファイル) ファイルを使用されることをお勧めします。
上記の3形式のうち、どれを使おうか。
Kindleの「ポストmobi」候補
幸い、わたしがKindle本の原稿執筆で使っている「一太郎2016」は「EPUB」ファイルを作成する機能がある。
今後、Kindle本を出すことがあれば、とりあえず「EPUB」で投稿してみようと思う。
さようなら、mobi形式。