ワクチン(3回目)の副反応でだるいときに読んだ本

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新型コロナワクチン(3回目接種)の副反応(発熱)で体がだるかった日は、推理小説を読んでまったりと過ごした。

読んだ本は、鉄道ミステリーの『飛騨の陥穽 ― 高山発11時19分の死者』(津村 秀介(著), 講談社, 1994)だ。

「ワクチンの副反応でしんどい日は推理小説を読む」という習慣が定着している。

ワクチンの副反応でだるいときに読んだ本
先日、新型コロナワクチン(2回目)を接種した。 接種の翌日、発熱・倦怠感・頭痛でだるかった。 なので、主に「読書」でまっ...
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鉄道を使ったアリバイトリック

本書もわたしが好きな「鉄道を使ったアリバイトリック」が出てくる推理小説だ。

東京で20代の女性会社員が殺害された。

被害者は11:19に岐阜県の高山駅を出る特急「ひだ」と新幹線を乗り継いで東京に帰ったと思われる(「高山-名古屋-東京」というルート)。

容疑者としてある人物が浮上するが、死亡推定時刻には東京の犯行現場から離れた場所にいたことが確認されている。

この鉄壁のアリバイが崩せるか?

タイトルにヒントが

推理小説の中身を語りすぎるとネタバレになってしまうので、紹介するのは非常に難しい。

読み終わった後に感じたのは「本のタイトルにヒントがある」だ。

つまり「飛騨の陥穽」。

高山の地理について知識がないと、本書のトリックを解くのはほぼ不可能だ。

本格的な推理小説が好きならおすすめの1冊だ。

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