【合同式】nを5で割った余りが3であるとき、n^30を5で割った余り

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ネットでこんな問題を見つけた。

nは整数とする。nを5で割った余りが3であるとき、n^30を5で割った余りを求めよ。

出典Clearnote「n^30を5で割ったあまりは3^30を5で割った余りに等しいとなるのはなぜですか?」

わたしは「合同式」で解いてみた。

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答案

「nを5で割った余りが3」なので、合同式で表すと、

n ≡ 3 (mod 5)

合同式の法則より、両辺を30乗すると、

n30 ≡ 330 (mod 5) 

ここで、3の何とか乗の余りが1であるケースを探す。

34 = 81 を5で割ると1余る。

つまり、

34 ≡ 1 (mod 5)

よって、

n30 ≡ 330 = (34)7 × 32 ≡ 17 × 32 ≡ 9

となる。

n30を5で割った余りは9を5で割った余りと等しいので、

答えは4

合同式とは

合同式については次の記事を参照してほしい。

早期退職後にtwitterで「合同式」について学ぶ
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