『5年後、メディアは稼げるか』ブロガーが知っておくべき「紙とウェブ」の決定的な違い(隠居系男子)という記事によると、「紙のメディア」と「ウェブメディア」の違いは次のようになるそうだ。
紙 | ウェブ |
一貫性 | 多様性 |
余韻 | 断言 |
建前 | 本音 |
理性 | 感情 |
総合力勝負 | タイトル勝負 |
集団 | 個人 |
まず、感情を揺さぶるタイトルで記事に誘導する。本文では「主張」を支持する「根拠」が弱くても、白か黒かどっちを支持するかを断言し、反論する者を攻撃する。
「白という説も、黒という説もどちらももっともですね~。国民的な議論が待たれます。」
「個人的には白だと思いますが、黒という人の気持ちもよくわかります(^-^)」
「わたしは専門外なので間違っているかもしれませんがたぶん白だと思います。間違ってたらコメントで指摘してくださいね(^_^)」
いう言い方はネットでは避けて、自信がなくても断言した方がいい。
学者、コンサルタント的な文章は嫌われる
ウェブで一番ウケが悪いのは、
お堅い学者調の文体と、論理だけを押し通したコンサルタントのレポートっぽい文体です。
らしい。学者やコンサルタントは注意しないと。
ウェブでは「論点落とし」せよ
極端な話、ウェブ原稿においては「論点落とし」をしてしまってもOK!むしろ積極的に落とすべきなんです!
……
自分が大切ではないと思う論点はドンドン落としていって、ウェブでは自分が伝えたいことだけを書くべきなんです。
「論点落とし」とは、論文問題の答案で、問われている論点が記載されていなものを指す。わたしも意識的ではないが、タイトルから脱線していって記事が終了ということはよくある。
5年後もブログで稼げているか
単に目立ったり炎上させたりしてアクセスを稼ぐだけ、というのは長続きしないし、精神的にもキツイ。現金がほしいだけなら就職かバイトでもしたほうが断然効率的だし、誰からも批判されない。ブログでは、自分の偏狭な分野で淡々と語り続けてリピーター、固定ファンを獲得していくのが王道だ。
稼げるかどうか以前に、5年間定期的にブログを更新し続けられるか。もしできたら、すごいことになってそうな予感。
※2013年10月の投稿は以上です。今月もお読みいただき、ありがとうございました。また来月。