英語が得意になればなるほど給料が下がり、失業が増える

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日本人が英語を勉強して、ほとんどの日本人が英語が得意になったとする。

職場内の会話、文書はすべて英語になる。

日本語の壁が完全に崩れる。

そうなれば、日本企業は日本人を雇う理由がなくなる。英語さえできれば日本語ができなくても国籍に関係なく日本国内のオフィスで働ける。外国人労働者との競争が激しくなる。

国内で仕事に就けなければ、外国に出稼ぎに行くしかない。

日本人は英語が苦手、というのは今の生活水準を守るのに案外役に立っているのかもしれない。

蛇蔵,海野 凪子 メディアファクトリー 2009-02-18
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