10年近く保有し続けていた米ドルMMFを売却した。理由は「利回りが少ない」から。リーマンショック後のゼロ金利政策で「銀行預金の利息のほうがマシなのでは」と思えるほどになってしまった。
米ドルMMFの利回りは2013/11/5現在で次のとおり(直近7日間)。
・ゴールドマン・サックス 0.007%
・ニッコウ 0.109%
やっぱりネット銀行の定期預金のほうがましだ。
外貨MMFは売却後に為替差益が出ても非課税らしい(外貨建てMMFと外貨預金の違い(楽天証券) )。ということは確定申告は不要みたいだ。ちなみに、外貨預金は為替差益は雑所得になるそうだ。
例えば、10万ドルの外貨預金(預金時のレート=90円/ドル)を解約してすぐに外貨建てMMFを購入(購入時のレート=105円)した場合は為替差益が発生して課税対象になるそうだ。10万ドルを外貨預金から外貨建MMFに振り替えただけなのに課税される。(預け入れていた外貨建預貯金を払い出して外貨建MMFに投資した場合の為替差損益の取扱い(国税庁))
米ドルMMFを売却しても、米国株の配当金が米ドルで支払われるので、米ドル資産はこれからも発生する。あまりに円高な場合に米国株配当金の一時的な避難場所として米ドルMMFを利用することになるだろう。