サラリーマン時代に抱えていた大きな恐怖が
「仕事が原因で病死または障害が残る」
ことだった。
ちょっと心配性かもしれないが、在職時は高血圧だった。
高血圧のままで大丈夫か不安
「このまま高血圧が続いて、もし脳梗塞になって突然死したり手足が動かなくなったらどうしよう」
という恐怖が常にあった。
対策としては「血圧を下げればいい」のだが、毎日ストレスと緊張を感じる生活を続けているので、血圧は下がりそうにない。
若い時はいいが、このまま高血圧が10年、20年と続いていくと……と考えると、中高年以降の健康に自信が持てなくなった。
定年退職してお金の心配がなくなっても健康でないリタイア生活は絶対にイヤだ。
となると、自分にできるのは「環境を変える」ことだけだ。
退職というチェンジ
「今の仕事は辞めて自分のやりたいことをやっていこう」
と決意して早期退職して3年経過した。
幸い、過重なストレスや緊張感のない生活を送っている。
アベノミクスで金融資産が増えたのはオマケみたいなもので、やはり健康で自由というのはいいものだ。
「ふつうのサラリーマンは会社を辞めて何もしなくなると不安になる」とよく聞く。
- やることがない
- 貯金が減っていく
- 世間体が悪い
という3重苦に悩んで体調が悪くなる?
わたしのように、
「仕事を辞めて体調が良くなった」
というのは特異体質なのだろうか。