2014年度が終わったので、セミリタイア生活を日経平均株価で振り返る。
2012年初~2015年3月31日までの日経平均株価は下図のとおり。
退職後は、日経平均株価が「ほぼ右肩上がり」なのだ。
大きな上げは3回
①第2次安倍政権誕生(2012.12.26)後の長期高騰
②日銀のいわゆる「ハロウィーン緩和」(2014.10.31)による高騰
③日本企業の好業績(2015年3月期)による高騰
退職した年(2011年)は震災とデフレで精神的にも経済的にも絶不調だったが、2012年末に一転して株価が高騰した。
「金融資産増」で精神的にも楽になった(減ることも想定していたが)。
退職した時は「株式投資でセミリタイア資金を捻出する」なんてまったく考えてなかった。
「いずれ株価は上がるだろう」、という淡い期待はあったが、実現するのは相当先の未来、ひょっとしたら死後になるかも、と思っていた。
まさかこんなに早く株価が上がるとは思っていなかった。
たまたま、いいタイミングで退職できた。
遊べるうちに遊んでおこう。
「アリとキリギリス」の寓話で言えば、「アリのように働いた後、キリギリスのように遊ぶ」のが理想だ。
アリのように「働くだけ」で人生が終わるのもむなしいし、キリギリスのように冬になって蓄えがなくなり、アリに物乞いに行って「夏は歌っていたんだから、冬は踊れば?」と皮肉を言われて拒否されるのもいやだ。