あと40年を月3万で生きる38歳”独身貴族”(2018.2.16 プレジデントオンライン)
という記事を読んだ。
内容は、会社を辞めて10年以上引きこもっている38歳の独身男性が「老後もお金に困らずに生きる方法」だ。
「月収3万円あれば、貯金は少なくても生きていける」
というメッセージはセミリタイア生活でも大いに参考になる。
上場企業のサラリーマンから引きこもりへ
記事で紹介されている男性は都内の一流大学を卒業して上場企業に就職したが、数年で退職してしまった。
ひきこもり期間が10年以上となり、38歳となった今では「再就職」の可能性は少ない。
なので、彼の父親が筆者であるファイナンシャルプランナーに相談に訪れた。
まず、「働かず貯金の取り崩しで生きる」シミュレーションをやってみた。
貯金は両親が持っている2,000万円だ。
シミュレーションの詳細は記事を参照してほしいが「働かない完全リタイアは難しい」という結果となった。
月収3万円あれば大丈夫
「38歳・貯金2,000万円で完全リタイア」は難しいが、「月収3万円あれば何とかなる」という結果となった。
月収3万円なんて、サラリーマンの給料と比較するとたいした金額ではないが、長期間続けることができれば、収入の「総額」は無視できない金額となる。
3万円でも長い年月が続けば、大きな金額となります。月3万円ということは、1年で36万円です。10年続けば360万円、20年では720万円になります。月5万円であれば、10年で600万円、20年で1200万円です。これだけの違いになれば、老後の家計状況ははっきりと変わってきます。
出典上記記事
わずかでもプラスがあることが重要
はじめは月収3万円でも、「自分で稼ぐスキル」が身につけば何とかなると、わたしも思う。
遊んで暮らせるほどの大金があれば別だが、貯金を取り崩してお金が減っていくだけの生活に耐えられる人は少ないと思う。
月3万円でも
自分で稼いだお金なら、なおさらのこと。
雇われ仕事がいやなら「ブログ」なんかどうですか?