30代手取り年収500万の人が40代で楽する方法(2021.5.8 東洋経済オンライン)
という記事を読んだ。
今流行のFIRE(Financial Independence, Retire Early = 経済的自立&早期リタイア)について、「FIREを目指している!」と公言していいのは40歳までという。
FIREは語義からわかるとおり、せいぜい40歳くらいまでの若者が目指すものであって、中高年が「金融的独立」を目指すのはいいことだが、「FIREを目指している」と自称するといささかイタい。中高年の場合は、単なる老後不安だ。
FIREの後半のREは「早期リタイア」を指す。
年収の25倍以上の貯蓄を持っていたとしても40歳を大きくオーバーして会社を辞めて「FIREを達成しました!!!」とブログで公表しても、
イタイ
のか。
「セミリタイアブログ」を運営してきた50歳過ぎのブロガーがFIRE人気に便乗して「FIREブログ」と看板を掛け替えるのは「イタイ」のか。
わたしは40代前半で(早期)リタイア
わたしは40代前半で会社を早期リタイアした、と公言している。
が、FIREの基準からすると「早期」ではないのか。
FIREから早期の「E」を除いて「FIR」なのか。
「FIRを達成しました!!!」
と言えばイタくない?
FIRという英単語
FIREという言葉は「火」や「解雇」を意味する英単語だ。
「リタイア」と「解雇」を掛けた言葉だ。
わたしが達成した「FIR」について、そんな英単語はあるのか。
あった。
fir(ファー)は植物の「モミ」だそうた。
参照fir 英語(Google先生)
クリスマスツリーによく使われる「モミ」だ。
firという英単語はあるが、「経済的自立」や「リタイア」と何の関連性もない。
リタイア後は毎日がクリスマスのようにワクワクする日々……と無理に関連づけてみる。