「お金がたまる人」になりたい、と思っている人は多い。
というのは、先日更新した記事で紹介した本が当ブログ経由でよく売れているから。
わたしが持っている本『お金がたまる人 たまらない人―なぜあの人はお金がたまるのか』は絶版になった。
が、2012年に出た続編、というか「改版+α」的な本がKindle版で入手できる(紙書籍は絶版みたい)。
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節約しているのに、たまらない…ガマンしているのに、たまらない…ためたいと思っているのに、たまらない…支出チェックしているのに、たまらない…もしあなたがそうなら、この本がその全てを解決するでしょう。これならたまる究極の方法、そっと教えます。
「Amazon」の本書紹介文より
最もラクに「たまる人」になる方法
マネー本なんか読まなくても、最もラクにたまる人になるには簡単だ。
夫婦で大企業の正社員(または正規の公務員)として働いて、質素な生活をすること。
これが日本で最もラクにたまる人になる方法だ。
支出を抑えながら生活して、順調に出世できれば、定年時には1億円を超える金融資産も夢ではないだろう。
株式投資やFXのようなリスキーなことに手を出す必要もない。
「たまる人」は収入の多め少なめはあるけれども、ほぼ例外なく、安定した収入、雇用に恵まれているという前提がある。
p.35
しかし、終身雇用を前提とした正社員制度が以前ほど期待できないから、この手がいつまで使えるかわからない。
管理職ポストも正社員ポストも限られているから、みんなが簡単に「たまる人」になれるわけでもない。
定年前に会社を辞めてセミリタイア生活をしながらのんびりしたくなることもある(笑)。
そこで、マネー本で知識を身につける。
本は最も低リスクな投資
具体的な蓄財ノウハウは本書にぎっしり詰まっているので、ここでくわしくは述べない。
わたしは本書を買ったときの価格は552円(+消費税5%)で580円だった。
580円の投資は、すでに何万倍ものリターンとなって返ってきている。
定年まで働かずとも、40代前半で早期退職してセミリタイア生活に入ることもできた。
わたしの場合、どうやってセミリタイア資金ができたのか、考えてみた。
自分で蓄財ノウハウを確立したわけではない。
「いろいろな本を読みながら、見よう見まねでやってきただけだ」と気づいた。
本は低リスクな投資だ。
仮に「駄本」だったとしても、購入金額を超える損失はない。
しかし、リターンは無限大だ。