年収200万円あれば年間100万円貯蓄に回せる

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貯金箱

お金がたまる人たまらない人―なぜあの人はお金がたまるのか』(丸田潔著 主婦の友社 2006)を読み直した。

無理な節約をせず、リスクを取り過ぎず、楽しみながら貯蓄ができるノウハウが詰まっている良書だ。

本書を読むか読まないかで、貯蓄額で数百万~数千万円の差ができると思う。

絶版なのが非常に惜しい。

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年収と貯蓄額は比例しない

一般的に、「莫大な貯金をつくるには高収入じゃないといけない」

という思い込みがある。

しかし、本書によると年収1000万円以上でも無貯蓄な人はいくらでもいるという。

家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 平成28年調査結果(日本銀行)

によると、年収1000万円~1200万円未満のクラスでも、無貯蓄世帯は20.3%もある。

年収1000万円~1200万円の家庭でも2割が「貯金なし」だ。

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年間100万円を貯蓄に回す

一方、年収が低くても、貯蓄を着実に増やしている人もいる。

年収400万円で貯蓄1000万円とか、年収300万円台で年間200万円貯蓄に回すといった例も少なくない。こうしたお宅を実際に訪問して取材してみると、家計の無駄を省くためのさまざまな工夫をしながら暮らしていて、実に楽しい。

p.13

無理して節約しなくても、貯蓄はできる。

年収300万円台で年間200万円貯蓄できるなら、年収200万円でも年間100万年貯蓄に回せる

高年収にものを言わせて高貯蓄というのは、一種の「力業」だ。

面白みがない。

「考える力」があれば、年収に関係なく貯蓄はできる

あと必要なのは、

浪費家でないこと。人生の楽しみを浪費に求めないこと。さらにいえば、人生を楽しむこととお金を使うことはなんの関係もないことに気づくこと。

p.14

これ大事。

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【続編】

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